2013年10月18日金曜日

プロフィール

2013年10月現在

最近ソロ活動をするようになって「一体あなたは何者なのか」みたいな事をよく聞かれるようになったので、まとめてみます。

1990年 15歳
高校のダンス部でダンスを始める。憧れはジャネット・ジャクソンと、ジャズダンススタジオの先生。

1993年 18歳
専門学校のダンス科に入学。クラシックバレエ、モダンダンス、ジャズダンス、タップダンス、ストリートダンス(とその頃は呼ばれていた)をひと通り習う。
モダンダンスに傾倒する。

1994年 19歳
「ooze:ko」というグループに誘われてちょこっと出る。
衝撃の楽しさ。人生変わったかも。
この頃から芝浦のGOLDと麻布のYELLOWに時々遊びに行くように。
クラヴ文化というものに触れる。これまた衝撃。

1996年 21歳
専門学校を卒業して、望月辰夫、能美健志、軽部裕美にクラシックバレエとモダンダンス(グラハムテクニック)を習う。一向に上達せず。(先生が悪いわけじゃありません)

1998年 23歳
たまたま行った伊藤キムさんのワークショップがものすごく面白くて1年ほど通った後、「伊藤キム+輝く未来」のメンバーになる。国内、国外でいっぱい舞台に立たせてもらいました。ありがたや。

2001年 26歳
「伊藤キム+輝く未来」の解散後、「まことクラヴ」の活動を始める。
劇場以外の場所(商店街、美術館、映画館、路面電車、他にもとにかく色々…)で、踊ったり喋ったり。映像作ったり。

以後、たまーによその舞台に出たりしつつ、基本的にはずっとまことクラヴの活動に専念。

2011年 36歳
ダンサーたかぎまゆさんに誘われて「大人ディスコあけみ」というイベントに参加。
「吟子」という源氏名を頂く。

吟子、長井江里奈でソロ活動をぼちぼち開始。
踊ったり喋ったり。

2013年 38歳
「山猫団」を立ち上げる。
他にも踊ったり喋ったり。


ざっとまとめてみたけどどうという事はなかったです。

2013年10月17日木曜日

好きこそものの上手なれ

昔の人はほんとに上手いこといいます。

上手いかどうかは置いといて、私が高校のダンス部からもう20年以上ダンスを続けてきているのは、好きだから、の一言に尽きます。
踊ることそのものも好きだし、作品作りで人と関わるのも、舞台に立ってお客さんの反応を見るのも好きです。人が踊るところを見るのも好きです。

でもそれってなんか青臭いよね、と恥ずかしく思う気持ちもなくはないし、好きとか何とかは吹っ飛ぶぐらい切羽詰まることも多々あります。
なんでこんな大変な事してんの!?と本気でわからなくなる事もしょっちゅうです。

ですが今回7人の大学生達と一緒に一つの舞台を作り上げ、「好き」という気持ちは何にも勝ると改めて思いました。

2013年9月14日土曜日

私を料理して

このところ、若い人との共作が続いています。

10歳以上年下のピアニスト北園優、同じく10歳以上年下のサックスプレイヤー大石俊太郎君、さらに19歳年下、つまりぴったり半分の教え子と、その子の所属するラボの大学生たちと。
7月に一緒に踊った伊東歌織ちゃんもだいぶ年下だな。

みんなそれぞれ私に対するイメージがあるらしく、何かしら提案をしてくれます。


2013年6月7日金曜日

Do as you would be done by.

タイトルは、高校生の頃に最初に覚えた英語のことわざ。

「人にされて嬉しい事をしなさい」
と言うような意味。


便箋や封筒、ポストカードといったものが大好きで、素敵なのを見つけるとすぐに買ってしまいます。
いつも持ち歩いている手帳の中には必ず何枚かのポストカードと50円切手が入っていて、ふと思いついた時にメッセージを書いて郵送したり手渡したりしています。

便箋とか封筒って不思議な買い物で、気に入ったから買うのに自分のものではありません。だけど色々眺めているのも楽しいし、素敵なのを見つけるとすごく嬉しい。
お手紙や葉書を出す相手は、決まって好きな人たちです。
自分の好きな人たちが、これを受け取って少し嬉しい気持ちになってくれたら私も嬉しい。


手紙や葉書って、出してから相手に届くまでに時間差があるのもいい。
相手がいつそれを読むか分からないし、もしかしたら何かの間違いで届かない事だってあるかもしれない。
それでもいいか、と気軽に出せるところも押し付けがましくなくていい。

返事が欲しい訳ではなく、ただ伝えたい事がある時があるのです。
願わくば、ちょっと喜んでくれたらいいな、と思いながら。


2013年4月14日日曜日

空っぽの手で


昨日の「混浴ゴールデンナイト! in 東京」に関わってくださった皆様、サラヴァ東京の皆様、そして見に来て下さった方々、来られなかったけど応援して下さった方々、本当にどうもありがとうございました。

どんなイベントも舞台もそうですが、準備はフェードイン、終わりはカットアウトです。もう少し昨日のステージを思いながら余韻に浸りたいけど、そうも行きません。
次、に行かなくてはいけない事は重々承知の上で、往生際悪く昨日のステージの事を考えています。


ふむ…

ほんとに、まだまだ先だと思っていたゴールデンナイトが終わり、時の経過の速さを感じています。

これからも、こうやって何かが始まっては終わり、始まっては終わり…と続けていくのかなと思うと寂しくはありますが、終わりは始まり。なのだと思います。

何かが終わる。だから始まる。
そして、例え終わっても、その時握ったものの感触はずっと消えない。

ついぎゅっと握りしめてしまいたくなるけど、握りしめた手のままでは、何もつかめない。

感じたものは、嬉しさも楽しさも悲しさも悔しさも、全部体に刻みつけて、また空っぽの手を開いて次に進もうと思います。


先へ、未来へ、飛び込む勇気を与えてくれる周りの皆さんに感謝。

この先何が待ち構えているのか分かりませんが、恐れずに進みます。


ありがとう。


周りの皆さんに、お客様に、踊りの神様に。

ラヴ。


2013年3月27日水曜日

我々は、山猫団である。

2月15日の「大人ディスコあけみ」が終わって、しばらく真っ白に燃え尽きてました。
こんなことって今までなかったという程何もできず、考えられず、仕事が暇だったのもあって人生の日曜日を過ごしていました。

ところが3月1日の朝起きた時からスイッチが入りました。
何の根拠も理由もなく、突然体と頭が動き出し、ぼんやりとしていた5月のソロ公演に向けていきなり行動し始め、人を集めて「山猫団」を結成しました。

2013年3月12日火曜日

決意表明


3月1日より、5月末のソロ公演に向けて、どうしてもいて欲しい人に一人一人声をかけて回っています。

人選は、100%直感。

その人がどんなものを作るのか、見たことすらない人にまで声をかけてます。

今のところ、この人、と思った人は全員スケジュールが空いてました。
そして、「やる」と言ってくれました。


自分のやりたい事を話すのはほぼプロポーズみたいな気分で、「やる」の一言を聞くまでは心臓バクバク、どうやって伝えようかと喋り、動き、絵や写真を見せ、あの手この手で口説き落としています。

ただやって欲しいわけじゃなく、「面白い!」と思って参加して欲しいのです。
でもこっちには素敵な指輪も何にもない。
あるのはアイデアと情熱だけです。


私の熱がその人に伝わると、ふわっとその人から照り返しのようなものが返ってきます。

にやっと笑う人、
自分のイメージをバーっと言葉にする人、
腕組みをして何事かを考え始める人、
バッとノートを開いてバリバリと絵や図を書き始める人、
ノートパソコンを開いて何かを検索し始める人。

そういうのを見ると、心の中で「しめしめ」と思ってしまいます。

そして、みんな口を揃えて「面白い。でも、こりゃ大変だ」と言います。
大変だ、と言いながら、自ら巻き込まれて行く人々。


まだ口説けてない人、正式参加の返事をもらっていない人もいますが、自分の直感が間違っていない事を日々確信しています。

一緒にやれる嬉しさを感じてゾクゾクしながらも、引っ張りこんでしまった責任をずっしりと感じています。このところずっと、ゾクゾクずっしりしながら手に汗握ってます。感情がその2つしかなくなってしまったみたいです。



一人一人と話しながら、その人から出てきた言葉、アイデア、イメージをすくいあげる。
そういう時間の中で何故自分がこの人を選んだのかがわかってきます。


結果、ソロ公演ではなくなりました。
それどころか、ダンス公演ですらありません。


正式発表はもう少し形が定まってからにします。


ですが、今まで自分が感じてきたこと、経験してきたこと、出会って来た事、全てがここに向けて集結していくのを日々感じています。

自分の持てる時間、力、お金、才能、情熱、とにかく全てをここに注ぎ込む所存です。

なので、6月に頂いた舞台への出演依頼もお断りしてしまいました。
これが終わったあと、自分が踊りたいと思っているかどうか自信が持てないからです。



死ぬまで踊っていたい。
そういう思いはあります。
でも、踊り続ける事は目的じゃなく、あくまでも結果。

いつも思う事ですが、これが最後になっても構わない。
そう思えるところまで振り絞りたいと思います。

そこまでしなきゃ、未来など開けない。


そんな風に思っています。



たくさんの人に見て頂きたい、ともちろん思いますが、
本当に見たいと思う人に見て頂きたいと思っています。



見たい、と思えるだけのものを。




2013年2月27日水曜日

P.S.

何分往生際が悪いので。

全然関係ない人だったりとか、
手がすべるっていうかもう故意だったりした場合は、
化けて出て見せます。
絶対に。

枕元でピンヒールのかかとを鳴らしながら夜な夜な踊りますよ。


なので、そういう事に巻き込まれないようによく注意して生きていきます。
元気に、楽しく。




2013年2月26日火曜日

遺書

酔っ払ってる今、「人間いつ死ぬか分かったもんじゃない」という実感を持っている今、書きます。遺書を。

今日赤信号をバーンと突っ切る車を見ました。
大震災の例を出すまでもなく、ちょっとしたタイミング、ちょっとした運・不運で生死が分かれる事はありますね。

例えば。
今私は仲間と飲んで帰ってきたとこですけどね。
この帰り道で轢かれて死んだとしましょう。
そしたら、私を呼び出した仲間はきっと後悔する事でしょう。
「俺があそこで呼び出さなければ死なずに済んだ」
「終電で帰さずに、もう一杯飲もうと言っていれば」と。

そうじゃないぜ。
そうじゃないんだぜ、と言っておきたい。

わざわざ言わんでもいい事を敢えて口にしようという気分の時期なので、言っておきたい。

私はね。
今、結構一所懸命生きてますよ。長井江里奈として。
でも、もういつ死んでもいい、何てことは思いません。
やりたい事も、行きたい場所も、会いたい人も、色々ある、いる。
生に対する執着はありまくりです。
でもその一方で、不本意ながらも死んでしまう事はあるかもしんないよね、と思ってます。実感としてそういう思いを持ってます。

だからね。言っておきたい。
今、私が、割りと一所懸命生きているのも、生きていけてるのも、ダンサーとして何とかやれているのも、あなたのおかげだと。
そこには感謝しかない。
例えあなたの手がすべってそのせいで私が死んだとしても。
それでも感謝しかないよと。
言っておきたい。


これを読んで、「俺のことか」「私のことか」と思ったあなた。
そうです。あなたです。

面と向かって言えばいいかもしんないけどね、なかなか言えんですよ。
一対一で、泥酔したら言えるかもしんない。
でも、言っておきたい。

今、そう思ったから。


ありがとう。
これからもよろしく。
死んでも、よろしく。


2013年2月20日水曜日

喝采、終幕(改)

大人ディスコあけみvol.7 〜喝采〜、無事終了いたしました!

ご来場下さった方々、来られなかったけど応援して下さった方々、ほんとうにどうもありがとうございました。

お客様が一緒に笑って飲んで踊って楽しんで下さらなければ何も始まらないし終われない大人ディスコあけみです。
一緒に楽しい時を過ごせて、ほんとに幸せでした。
今回もまた素晴らしい共演者に恵まれましたし!

あ、ソーラン節が意外にきつくて吟子後半は腕あがんなかったんですけど、皆さん筋肉痛になってない?なればいいよ。体に残る甘い記憶。


そして。
明海ママはじめ上島さん、鎌倉さん、ソワレさん、まさるちゃんに支えられて2nd stage、「吟子に喝采!」やらせて頂けてほんとに幸せでした。
見て頂いて、というより立ち会って頂いた皆様ありがとうございました。
吟子としてやれる事を振り絞りました。

びっくりするような量のチップを頂き、ありがたい気持ちとともに、これをまたパフォーマンスで返さねばならぬ、「まだや、吟子!まだまだやで!!もっとやで!!」という叱咤激励の声でもあると思って、これからも精進します。
もっといい女になりたい。

あとほら、吟子だしね、Gから始まっちゃうから。
つい力んでしまいがちなので、もう少し力抜けるようにならなきゃ、と上島様を見ていて思いました。
ふぃん子ぐらいの感じで。

力み吟子さん、割りといつもそうだけど、今回は特に気を張っていたので本番の間の記憶が曖昧なんです。細かい事をあんまり思い出せなくて、ぼんやりとした色とか音のイメージが残っています。

吟子の耳には、世界装置のシュールなパフォーマンスでの静寂(大人ディスコあけみ始まって以来初めてね)、お客様の笑い声、喝采、色んなものがまだ聞こえます。
幸せな余韻です。


楽しい時間をまたお届けするべく、あけみママがアイデアを振り絞って下さいます。
(そうなの。吟子はだいたいあけみママのアイデアをふむふむと聞いてるだけなの。「それ最高!」とか言いながら)

しばらくのお休みを頂いて、また皆様とお会いできる事を心より楽しみにしております。


LOVE!!!!!!


吟子



※以前掲載していた記事は、やっぱり非公開にしました。
大人ディスコあけみを知らないお客様が、検索して最初にあの記事にたどり着いたら嫌だなと思って。
読んで、コメントやメッセージ下さった方々ありがとう!
「吟子の笑顔はこういうとこから咲いてるんだぜー」
という事で、一つ、よろしく。

2013年2月15日金曜日

大人ディスコあけみvol.7 〜喝采〜 開催!


「大人ディスコあけみ vol.7 〜喝采〜」開催のお知らせ!


次回vol.7は久しぶりにホームのサラヴァ東京です。
サラヴァ東京はこの2月でグランドオープンから二周年。
周年記念3daysの初日に大人ディスコあけみを開催させて頂ける事になりました!
ありがたき幸せ。
お客様の、サラヴァ東京の明日の為に、ママ一同全力で盛り上げます。
皆様のお越しをお待ちしております。

2013年2月15日(金)
渋谷サラヴァ東京
¥3,000(1d, マユーロ10枚つき)

19:00 open
 DJ time → 何かあるかも!?早めにおいで!
20:00〜 1st stage
 DJ time
21:00〜 2nd stage
 DJ time
22:00〜 3rd stage
 DJ time
23:00 イベント終了>お時間ある方はそのまま一緒に飲みましょ♡

ご出勤ママ
雪子ママ/上島雪夫(かお)
吟子ママ/長井江里奈(背筋)
道子ママ/鎌倉道彦(ミック)
巨乳ママ/斎藤栄治(世界装置)
市子ママ/重森一(世界装置&汗)
町子ママ/兼盛雅幸(世界装置)
ボビママ/山本佳希(BASE店長)
ボボママ/ボボ西澤(SARAVAH東京店長)
音色ママ/ジュンマキ堂(チンドン)
      ジュン(チンドン)
      マキ(ゴロス)
      マサル(アコーディオン)
      マユコ(トランペット)
明海ママ/たかぎまゆ(狭間)


詳細&ご予約はこちらから!
http://disco-akemi.com/


2013年2月6日水曜日

ものさし

私はアシュタンガヨガをやっています。
と言っていいのかどうかと迷う程度にですけれども。

と言うのも、アシュタンガヨガとは本来動きやポーズの事ではなくて、ヨガを学ぶ上での8つの支則の事ですが(アシュトはサンスクリット語で数字の8、アシュタンガとは八つの枝という意味)、私がやっているのはそのうち2つ、ポーズと呼吸だけなので、ほんとに入り口のところです。ヨガは元々修行であり、アシュタンガヨガの修行は一生終わらないとも言われています。


アシュタンガヨガについて書き出すとものすごく長くなるので割愛しますが、数あるヨガの中でも何故アシュタンガなのか、ものすごく好きとか必要だと感じているわけでもないのに何故続いているのか、最近自分で分かってきました。


2013年2月1日金曜日

ほんとうのこととおいしいもの

会田誠展「天才でごめんなさい」を見てほんとにスカッとした。
一つ一つの作品はそんなに好きでないものもあるけれど、展覧会全体を通して見て、ほんとにスカッとした。
自分では絶対にやれない事をこんなに大規模に真っ正直にやってる人がいる。愉快きわまりなかった。


ドキュメンタリー映画「駄作の中にだけ俺がいる」を見てさらにスカッとした。

映画のコピーにもなってるけど、
「美術とは、見られることで得られる快楽を刺激するサービス業」
と、さらっと言ってのける。

あと、映像作品の撮影をしながら
「もう少し騒がしくしたほうがコンセプチュアルアートっぽいかなぁ…」
と、カメラの前でも平気でつぶやいちゃうところも笑った。素直すぎる。
(あっ、でもほんとにほんとのラスト10秒はいただけません。)

2013年1月17日木曜日

時間

次回大人ディスコあけみで再演するために、あけみvol.4のDVDを見ました。

(大人ディスコあけみvol.7 「喝采」は2月15日(金)ですよー!さあ手帳にメモメモ。)

たった9ヶ月前の事なのに、自分の踊りが今と全然違うように見えて驚いたこと。
まず、元気。
ようそんなに張り切りますな、ってぐらい元気で、今同じぐらい元気に踊れと言われてもできない気がします。

そして、痩せてる。デュオ相手の鎌倉さんに出来るだけ負担をかけないようにとギリギリまで体重を落としたのです。

いや、これを再演するので今だって体重は軽いに越したことはないのだけど、果物と豆腐とカロリーメイトばっかり食べてストイックにダイエットしてたあの時と同じようには今はできない気分。

さらに、踊りに対象がいない。
誰のために、何の為に踊ってるのか自分でわかってない。って事が今はわかる。


多分他の人が見ても殆ど分からない程度の差だとは思うけど、私には違いがよく分かるのです。

良いところも悪いところもあり、こんな風に思い切り良く動けたらいいと思う反面、こんな風にはもうできないとも思います。
9ヶ月の間に失ったもの、得たもの、どちらもあるけど、とにかくもうそこには戻れないという事をDVDを見ながらしみじみ思いました。

日々の生活。日々の選択。

時の流れ。


2013年1月7日月曜日

踊れる体

よく話題になることですが、「踊れる」とはどういう事を指すのかという話。

もともとジャズダンスから入って、そのあとモダンダンスやバレエのトレーニングをしていた私には、「踊れる」=先生や先輩や、その他たくさんの舞台で見るダンサーみたいに動けること、というイメージがありました。

特にグラハムテクニックを習ってたモダンダンス時代は、見に行く舞台と言ったらカニングハム、フォーサイス、アルビンエイリー、ピナ、などなどアメリカやヨーロッパのビッグカンパニーで、それはそれは体の効くダンサー達を見て、目指す方向の最高峰があれなのだと思っていました。

この刷り込みはなかなか根強く、そこに照らし合わせて自分は「踊れない」とずーっとしつこく思ってきたのですが、ダンスのレッスンというものに通わなくなって10年ちょっと、このところやっとその刷り込みから解放されてきました。