2013年3月27日水曜日

我々は、山猫団である。

2月15日の「大人ディスコあけみ」が終わって、しばらく真っ白に燃え尽きてました。
こんなことって今までなかったという程何もできず、考えられず、仕事が暇だったのもあって人生の日曜日を過ごしていました。

ところが3月1日の朝起きた時からスイッチが入りました。
何の根拠も理由もなく、突然体と頭が動き出し、ぼんやりとしていた5月のソロ公演に向けていきなり行動し始め、人を集めて「山猫団」を結成しました。

2013年3月12日火曜日

決意表明


3月1日より、5月末のソロ公演に向けて、どうしてもいて欲しい人に一人一人声をかけて回っています。

人選は、100%直感。

その人がどんなものを作るのか、見たことすらない人にまで声をかけてます。

今のところ、この人、と思った人は全員スケジュールが空いてました。
そして、「やる」と言ってくれました。


自分のやりたい事を話すのはほぼプロポーズみたいな気分で、「やる」の一言を聞くまでは心臓バクバク、どうやって伝えようかと喋り、動き、絵や写真を見せ、あの手この手で口説き落としています。

ただやって欲しいわけじゃなく、「面白い!」と思って参加して欲しいのです。
でもこっちには素敵な指輪も何にもない。
あるのはアイデアと情熱だけです。


私の熱がその人に伝わると、ふわっとその人から照り返しのようなものが返ってきます。

にやっと笑う人、
自分のイメージをバーっと言葉にする人、
腕組みをして何事かを考え始める人、
バッとノートを開いてバリバリと絵や図を書き始める人、
ノートパソコンを開いて何かを検索し始める人。

そういうのを見ると、心の中で「しめしめ」と思ってしまいます。

そして、みんな口を揃えて「面白い。でも、こりゃ大変だ」と言います。
大変だ、と言いながら、自ら巻き込まれて行く人々。


まだ口説けてない人、正式参加の返事をもらっていない人もいますが、自分の直感が間違っていない事を日々確信しています。

一緒にやれる嬉しさを感じてゾクゾクしながらも、引っ張りこんでしまった責任をずっしりと感じています。このところずっと、ゾクゾクずっしりしながら手に汗握ってます。感情がその2つしかなくなってしまったみたいです。



一人一人と話しながら、その人から出てきた言葉、アイデア、イメージをすくいあげる。
そういう時間の中で何故自分がこの人を選んだのかがわかってきます。


結果、ソロ公演ではなくなりました。
それどころか、ダンス公演ですらありません。


正式発表はもう少し形が定まってからにします。


ですが、今まで自分が感じてきたこと、経験してきたこと、出会って来た事、全てがここに向けて集結していくのを日々感じています。

自分の持てる時間、力、お金、才能、情熱、とにかく全てをここに注ぎ込む所存です。

なので、6月に頂いた舞台への出演依頼もお断りしてしまいました。
これが終わったあと、自分が踊りたいと思っているかどうか自信が持てないからです。



死ぬまで踊っていたい。
そういう思いはあります。
でも、踊り続ける事は目的じゃなく、あくまでも結果。

いつも思う事ですが、これが最後になっても構わない。
そう思えるところまで振り絞りたいと思います。

そこまでしなきゃ、未来など開けない。


そんな風に思っています。



たくさんの人に見て頂きたい、ともちろん思いますが、
本当に見たいと思う人に見て頂きたいと思っています。



見たい、と思えるだけのものを。